女性に嬉しい!セサミンとイソフラボンの関連性

セサミンとイソフラボンの関連性とは?

体のサビ付きを防ぐセサミンと、美容効果を持つイソフラボン。いずれも女性に嬉しい効果をもたらしてくれる成分ですが、この2つには「植物性エストロゲン」であるという共通点があります。
植物性エストロゲンとは、女性ホルモンと化学構造が似ている天然の成分のことです。
セサミンはゴマに、イソフラボンは主に大豆などへ含まれている成分ですが、これらにはつらい生理痛や月経前症候群(PMS)、更年期障害などを緩和する効果があるのです。
セサミンとイソフラボンは、加齢によって減少する女性ホルモンの働きを補い、さまざまな不調を整える成分なのです。
ここでは、そんなセサミンとイソフラボンの持つ関係性と、嬉しい効果についてご紹介します。

植物性エストロゲンのセサミンとイソフラボン

女性の体調はホルモンの変動によって大きく変わる?

女性ホルモンには、2つの種類があります。

  • ・女性らしい体つきを作るエストロゲン
  • ・妊娠の準備をするプロゲステロン

また、これら2種類のホルモンは、月経の周期に合せて分泌量が変動します。
これらの女性ホルモンの分泌は加齢によって少しずつ減っていき、そして更年期(閉経の前後5年間)になると、急激に減少します。
女性の健康や美しさ、心の安定などを支えているのが女性ホルモンです。そのため、女性ホルモンの変動によって女性の心身の状態は大きく変わってしまいます。特にエストロゲンの減少が、女性の心身への影響が大きいと考えられています。

【エストロゲン減少で起きるトラブル】

  • ・肌荒れや抜け毛
  • ・ほてり、めまいなどの更年期障害
  • ・月経前に起こる頭痛、腹痛、イライラなどのPMS
  • ・骨粗しょう症

エストロゲンの代わりになって働くセサミンとイソフラボン

エストロゲンは、脳の視床下部、その下の脳下垂体を伝って分泌された卵胞刺激ホルモン(FSH)が、卵巣に到達し、卵巣内の卵胞を刺激することでようやく分泌されます。卵胞から分泌されたエストロゲンは血液に乗って全身に届けられ、各所の「エストロゲン受容体」というレセプターとエストロゲンが結合することで、初めてエストロゲンの働きが発揮されます。このエストロゲンの分泌量は一生のうちに決まっており、増やすことは不可能です。
そして、さまざまな不調が起きてしまいます。

そんなトラブルを改善、予防するのがセサミンとイソフラボンの効果です。
この2つの成分は、女性ホルモンであるエストロゲンと構造が似ており、実際にエストロゲンが分泌されているときと同じ状態へ体を導くのです。

【セサミンとイソフラボンの体内での働き】
1.エストロゲンと同じ構造をしているため、エストロゲン受容体と結合できる

2.空きのあるレセプターにセサミンとイソフラボンが結合

3.脳が「きちんと女性ホルモンが分泌されている」と認識する

4.自律神経が安定し、心身の健康バランスが保たれる

セサミンとイソフラボンがもたらす嬉しい効果

更年期障害の改善

閉経後、急激なホルモンの低下によって訪れる不調が更年期障害です。
更年期障害は、女性ホルモンが分泌されないことによる自律神経の乱れが原因です。
自律神経は、脳の「視床下部」という場所で調整されていますが、同じ場所で女性ホルモンのコントロールも行われています。女性ホルモン分泌の指令を出している視床下部は、命令通りにエストロゲンが分泌されないことで混乱し、その影響で自律神経もきちんとコントロールできなくなるのです。その結果、のぼせ、ほてり、うつなどの症状が出ます。

セサミンとイソフラボンが女性ホルモンの代わりとして働けば、視床下部は正常にエストロゲンが分泌されていると認識し、自律神経の調整もできるようになり、不快な症状も改善されていくのです。

月経前症候群(PMS)の緩和

月経の周期に合わせて、エストロゲンとプロゲステロンの分泌量は変化します。
特に月経の1週間ほど前にはエストロゲンの分泌量が減少し、肌トラブルやイライラ、頭痛や肩こりなどの症状が出始めます。これを月経前症候群(PMS)と言います。

セサミンとイソフラボンは、この月経前に減少するエストロゲンの代わりに働くことで、PMSの症状を緩和します。
PMSは月経が始まると症状が消えるとされていますが、毎月つらい症状が起こると思うと憂鬱ですよね。植物性エストロゲンのセサミンとイソフラボンは、そんな不快なPMSを改善し、女性の元気な毎日をサポートしてくれます。

肌や髪、骨を健康に保つ

エストロゲンには、女性の肌や髪の毛を美しく保つ力があります。そのため、分泌量が減少してしまうとニキビやシワ、抜け毛などのトラブルを引き起こします。
また、エストロゲンには女性の骨を強く保つ力があるので、ホルモンの分泌量が減ると骨粗しょう症になるリスクが高くなります。

セサミンとイソフラボンは、このようなトラブルも解決します。加齢とともに減少するエストロゲンの代わりになることで肌と髪のトラブルを防ぎ、また骨密度を保って骨粗しょう症を予防します。

女性をサポートするセサミンとイソフラボン

セサミンとイソフラボンは、加齢や月経周期によって変動する女性ホルモンの代わりとして働く成分です。植物性エストロゲンのこれらは、一緒に摂取することで更なる相乗効果も期待できます。
女性ホルモンを増やすことはできませんが、セサミンとイソフラボンの摂取で不調の改善、予防は可能です。植物性エストロゲンの摂取で、イキイキとした自分らしい毎日を送りましょう。

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