美髪をつくるセサミンの力とは?

体の中から美髪をつくるセサミン

髪の毛は健康のバロメーターです。
黒くてツヤのある髪の毛は、その人を健康で若々しく見せてくれますよね。
白髪が増えてきた、髪の毛が抜けやすい、ボロボロに傷んでいるといったトラブルは、体内で起きている不調が原因かもしれません。
そんな頭髪の悩みを持った人にオススメしたいのが、抗酸化成分であるセサミンです。
セサミンは二日酔いや病気を防ぐだけでなく、髪の毛を体の中から美しく保つ効果を持っています。
ヘアケア用品だけでは届かない体内で働くことで、頭皮の細胞を活性化させ、美しい髪の毛を作り出してくれるのです。
髪の毛のトラブルを抱えている方は、男女ともに多いようです。
性別に関係なくどなたでも摂取できるセサミンの、嬉しい美髪効果をご紹介します。

頭髪のトラブルは活性酸素が原因?

そもそも、髪の毛のトラブルはどうして起こるのでしょうか? 白髪、抜け毛などの原因は、加齢や遺伝だけではありません。
私たちの体を酸化させ、老化を早めてしまう活性酸素が、頭髪トラブルを引き起こす大きな原因の1つなのです。

活性酸素とは

私たちは呼吸をすることで体内に取り込んだ酸素を、生命を維持するためのエネルギーに変換しています。
この代謝の際に発生するのが、活性酸素です。
活性酸素は、体内に侵入したウィルスや細菌を駆除する働きを持っています。
もし活性酸素がなかったら、私たちの体は常に外部の敵に侵入され、病気にかかってしまうことになります。
活性酸素は健康な体にとって、なくてはならない存在でもあるのです。

増えすぎた活性酸素を除去するセサミン

しかし、偏った生活習慣や過度なストレスで大量に発生した活性酸素は、体の細胞を攻撃する害毒に変わります。
活性酸素は細菌を駆除するほどの強い攻撃力を持っているため、増えすぎると健康な細胞まで破壊してしまうのです。
そして髪の毛を作り出す細胞や、髪に栄養を届ける血液にも害を及ぼし、さまざまな毛髪のトラブルを引き起こすのです。

セサミンは、そんな活性酸素を除去することのできる天然成分です。
体内で大量に発生してしまった活性酸素を除去して、体の酸化を防ぎます。
そして頭髪の生成をサポートし、黒くつややかな髪の毛を守ります。

たくさんある!セサミンの嬉しい美髪効果

肝機能を整えて白髪を改善する

セサミンは、肝臓の活性酸素を除去することでさまざまな不調を改善します。
肝臓の働きと毛髪には深いつながりがあり、肝機能の衰えは白髪の原因にもなるのです。

肝臓と白髪の関係

髪の毛は、生えてくる前はみな白い状態であることをご存知でしたか? 髪の毛を生み出す毛母細胞には、メラノサイトと呼ばれる色素細胞があります。
このメラノサイトが作り出すメラニンによって着色されることで、私たちの髪は黒い状態となって生えてくるのです。

【メラノサイトの材料は肝臓が生成している!】
メラノサイトは、肝臓が生成しているチロシンというアミノ酸を原料にしてメラニンを作り出しています。
そのため、美しい黒髪にはチロシンが必須なのです。
しかし蓄積した活性酸素が肝臓を攻撃すると、このチロシンが正常に生成されなくなります。
材料であるチロシンが不足するとメラニンも作られないので、髪の毛は着色されなくなり、白髪となってしまうのです。

活性酸素が発生しやすい肝臓

肝臓は、活性酸素の攻撃を受けやすい臓器と言われています。
それは、下記のような働きの過程で活性酸素が発生するためです。
【活性酸素が発生する肝臓の働き】

  • ・体内の老廃物や有害物質を解毒して無害化させる
  • ・食べ物から得た栄養をエネルギーに変換する
  • ・呼吸で得た酸素をエネルギーに変換する

肝機能が活性酸素によって低下したままだと、チロシンが生成されず髪の毛への着色はどんどん減ってしまいます。
最近になって白髪が増えたという方は、活性酸素のせいで肝臓が弱っているおそれがあります。

白髪へ働きかけるセサミンの力

肝臓を酸化攻撃から守るには、そこに蓄積した活性酸素を除去しなければなりません。
そこで役に立ってくれるのが、抗酸化成分であるセサミンです。

【肝臓へ直接届くセサミン】
セサミンは、胃腸で消化吸収されずそのまま肝臓へ届くという特徴があります。
肝臓に行き着いたセサミンが抗酸化作用を発揮することで、蓄積していた活性酸素が除去されます。
活性酸素の攻撃から解き放たれた肝臓は、本来の働きを取り戻します。
それまで不足していたチロシンの生成も正常に行えるようになるので、メラニンがきちんと作り出されます。
生まれてくる髪の毛をメラニンが黒く着色することで、白髪は少しずつ改善されていくのです。

このように、黒い髪の毛と肝臓の働きは、深い関係でつながっています。
遺伝や加齢だからとあきらめる前に、セサミンで白髪の原因を根本から見直すことが大切です。

血行を促進して髪のいたみを改善する

体に栄養を運んでいるのは血液です。
それは髪の毛も例外ではなく、食事から得たさまざまな栄養を血液から受け取ることで、髪の毛はコシとツヤのある美しい状態を保っています。
血行が悪いと、全身に栄養や酸素が行き渡らずさまざまな不調が訪れます。
ボサボサとした髪の毛のいたみも、その弊害の1つです。

髪の毛は、以下の栄養を材料にして作られています。

【髪の毛に必要な栄養】
・タンパク質…髪の毛の主成分は、ケラチンと呼ばれるタンパク質です。
そのため、食事から得られるタンパク質は美しい髪の毛に必要不可欠な栄養です。

・ビタミン…髪の主成分であるタンパク質が、スムーズに吸収されるようサポートします。

・ミネラル…亜鉛や鉄分などのミネラルは、細胞のターンオーバーを促して頭皮を健康に保ったり、髪へ栄養を届ける血中のヘモグロビンを増やしたりする働きがあります。

血液はスムーズに流れることで、これらの栄養素を頭皮に運んでいます。
そのため血行不良は、髪の毛の栄養不足を引き起こしてしまうのです。

肝臓と血行の関係

肝臓はチロシンだけでなく、コレステロールを生成する役割を持っています。
コレステロールには2つの種類があり、

  • ・油分を体内に回す悪玉コレステロール
  • ・過剰な油分を回収する善玉コレステロール

をバランスよく生成することで肝臓は健康な体を作っています。

しかし活性酸素の攻撃によって機能が低下すると、悪玉コレステロールだけが過剰に生成されてしまいます。
増えた悪玉コレステロールは血中で活性酸素と結びつき、血液をドロドロ状に変えてしまいます。
ドロドロ血液は流れが悪いため、食事で得た栄養をスムーズに回せなくなります。
特に、頭部は体の中でも血液が巡りにくい個所と言われています。
頭皮にきちんと栄養を回すには、悪玉コレステロールの過剰生成を食い止め、善玉コレステロールの生成を増やしてサラサラ血液にする必要があります。

血行を促進するセサミンの力

セサミンには、肝臓の活性酸素を除去することで、コレステロールの生成バランスを正常に戻す効果があります。

【体内でのセサミンの働き】
セサミンが活性酸素を除去することで、肝臓は悪玉コレステロールの過剰生成を止めることができます。
一方で、善玉コレステロールをバランスよく生成するようになるのです。
コレステロール値のバランスが取れると、血液も元のきれいな状態へ戻っていきます。
さらに、セサミンは血中の活性酸素を除去することで、悪玉コレステロールとの結びつきを阻止し、サラサラ血液を守ります。

肝機能が改善されて血液がきれいになると、血行もスムーズになります。
食事から得た大事な栄養素がきちんと頭皮へ回れば、毛髪の生成に使用されて健康な髪の毛が作られるのです。

頭皮の活性酸素を除去して抜け毛、毛のいたみを防ぐ

頭皮に蓄積してしまった活性酸素も、毛髪トラブルの原因です。
セサミンは頭皮の活性酸素を除去することで、健康な髪の毛を維持します。

皮脂の酸化を防ぐセサミン

頭皮は、髪の毛へ潤いを与えるための皮脂で覆われています。
ツヤのある髪の毛を保つには、この皮脂が欠かせません。
しかし活性酸素が頭皮に蓄積すると、皮脂を酸化させてしまいます。
酸化した皮脂が毛根につまると、炎症を起こし髪の毛が抜け落ちやすくなってしまいます。
セサミンは、このような頭皮の活性酸素を除去する働きもあります。
そして皮脂の酸化を防ぎ、抜け毛の原因を根本から改善するのです。

【シャンプーのし過ぎに要注意】
皮脂は頭皮を乾燥から守り、髪の毛を美しく保つためのコーティング剤です。
シャンプーなどで洗いすぎてしまうと、頭皮が乾燥してフケやかゆみ、さらなる抜け毛の原因となります。
原因を作り出している活性酸素をセサミンで除去し、皮脂を保って抜け毛を防ぎましょう。

ヘアカラーやパーマのダメージを軽減するセサミン

髪の毛を染めたり、パーマをかけたりした後、髪の毛がいたんでしまった経験のある方も多いのではないでしょうか。
これらの施術を行う薬品には、過酸化水素と呼ばれる活性酸素が含まれています。
過酸化水素は酸化力が弱いものの、毛根に蓄積してしまうおそれがあります。
毛根に溜まった過酸化水素が髪の毛を生み出す毛母細胞を攻撃し、髪の毛をボロボロにいためてしまうのです。

セサミンは、毛根に溜まった過酸化水素を除去し、カラーやパーマでいたんだ髪の毛を守る効果もあります。
活性酸素によって傷んだ髪の毛は、ヘアケア用品だけでは回復しない場合があります。
セサミンは過酸化水素という本来の原因を解消することで、カラーやパーマをした髪を美しく保ちます。

女性ホルモンと同じ働きをして美髪を保つ

セサミンの持つ特徴は、その強い抗酸化力だけではありません。
セサミンは植物性エストロゲンとも呼ばれており、女性ホルモンの代わりとして働くことのできる成分です。
美髪を作り上げるエストロゲンとしてセサミンが働くことで、髪は本来の美しさを発揮できるようになるのです。

髪をきれいに保つエストロゲン

女性ホルモンには、エストロゲンとプロゲステロンという2つの種類があります。
エストロゲンは女性らしい体作りのために働くホルモンで、髪の毛を美しく保つ役目も持っています。
これは女性だけでなく男性の体内でも分泌されており、美しく健康な髪を作っています。

【ホルモンと髪の毛の関係】
体毛はホルモンと深く関係しており、以下のようにそれぞれの働きを持っています。

  • 女性ホルモン:髪の毛を作り出す
  • 男性ホルモン:体毛を作り出す

どちらのホルモンも、量の差はあるものの男女両方に分泌されています。

しかし髪を作り出すエストロゲンは、加齢などによって減少してしまいます。
女性の場合は、月経周期によっても毎月その分泌量に変動があります。
エストロゲンが減少すると月経前症候群や更年期障害を引き起こすと言われていますが、男女ともに抜け毛や切れ毛などの毛髪トラブルも引き起こします。

エストロゲンの代わりに働くセサミン

女性ホルモンであるエストロゲンは、まずはエストロゲン受容体という分子と結合することで、女性ホルモンとして体内へ分泌されます。
加齢などでこのエストロゲン受容体に空きが出てしまうと、体はエストロゲン不足となり毛髪トラブルを起こします。

【エストロゲン受容体と結合できるセサミン】
エストロゲンの減少や、分泌量の変動は自力で変えることができません。
しかし、そのエストロゲンの代わりとなって働くことで、引き起こされるトラブルを軽減する力がセサミンにはあるのです。
セサミンは、体内のエストロゲン受容体と結合することができます。
そしてエストロゲンとして分泌されることで、頭髪を作り出して美しい状態に保つのです。
ホルモンバランスを保つことは、健康だけではなく美しい髪の毛作りにもつながっていくのです。

セサミンで本当の美髪を手に入れよう

抜け毛や切れ毛を改善する、白髪を防ぐと聞くと、どうしてもヘアケア用品などに頼ってしまいがちです。
しかし、蓄積した活性酸素による頭髪トラブルは、体の中から解決していかなくてはなりません。
活性酸素を除去するセサミンは、肝機能を改善することで白髪を防ぎ、黒い髪の毛を守ります。
また血行を促進して頭皮に栄養をスムーズに回し、美しい髪作りをサポートします。
さらに、セサミンは女性ホルモンの代わりとして働くことで、髪の毛を根本からきれいに保ちます。
美髪効果をたくさん持っているセサミンで、黒く美しい髪の毛を育てていきましょう。

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